昨日の新・情報7daysニュースキャスター様の特集コーナーでほんの数秒出演させていただきました(笑)
夕方電話が鳴りました。TBSの方でした。
八坂神社さんが行っている新型コロナウイルス対策の取材をさせて下さいとの連絡でした。
いま、初詣の特集コーナーを検討していまして、八坂神社さんのような対策をしている神社がなかったもので…
そうでしょうね、境内を広げてしまえなんて発想はあまりないでしょうね。
夏の頃から抜本的な何かが出来ないだろうかとずっと考えていました。第三波は必ず来る。その時にマスクやアルコールなどの対策で足りるのだろうか?境内をうろうろしながら考えていました。
…狭いなら広くすれば良いじゃん!
それから頭をフル回転させました。時間が無い。図案の作成、予算の確保、役員の承諾、どれも不可欠でどれ一つも毎日毎晩頭から離れませんでした。
以前にも書きましたが、今回の工事はコロナもあって突発的なものでしたが、内容は将来に向けて神社をどうしていくかという課題にも向き合っています。コロナは切っ掛けです。やるからには10年先の神社運営を見据えたものにしなければならない。工事費は高額ですがそれは将来の投資だと思っています。境内が広くなれば様々なメリットが生まれるはず。そう信じています。なんせ境内地が340坪しかありませんから。
この時期、このコロナ禍でなにもしない方が良いと言う同業者もいました。それも正解でしょう。でも私はこんな時だから出来ることもあるはずと言う考え方です。コロナが収束した後に八坂神社がまた飛躍できるように。地域の方々に喜んでもらえる様に。そう考えての行動でした。
そんな工事をTBS様は見つけてくれたわけですね(笑)
さて、放送は3時間以上の撮影でほんの数秒の放送でした(笑)でも良いんです。一番大切なことをコメントとして流して下さいました。
「参拝者の安全を最優先ということで今回の判断に至りました」
今回の工事、先ずはこの一言に尽きます。そしてコロナ後も将来にわたってこの工事の効果が生かされたらと考えています。祇園祭の宮入り、節分祭、狭い境内ではまかないきれない位の参拝者がいらっしゃいます。20年前にはこれほど多くの方がいらっしゃるなんて考えられませんでした。本当に嬉しいんです。なのでこのコロナ禍で神社から感染者を出すようなことがないように可能な限り準備したいと思います。
氏子さん達も出来るだけ初詣の行事が行えるように準備をして下さっています。私は国や行政の判断を指針を判断材料にし、初詣について柔軟に対応して皆様が清々しく安心して参拝出来るようにつとめます。
なのでこれからも頑張ってコロナ対策を進めて参ります。
限界はあるかもしれませんが自分で限界を決めてしまったらそこまでになります。まだ出来ることはないか?を最後まで自分に問いかけてみます。そうやって境内工事も捻り出したんですからね。
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