コロナ不況…
今年のお正月から何となく不景気になるかもと思ってました。
思ってましたが、まさかコロナというブラックスワンが来るとは思いませんでした。世の中が大きな変革期になりました。今までの常識が非常識になります。
僕は昨年からこれからの数年を自分と向き合う5年間にしようと考えていました。
研修によるスキルアップや心身のリセットに時間を費やそうと思ってました。でも、そんなことは言えない状況になりました。これからは今までの非常識が常識になります。それはどの業界でも一緒でしょう。私が奉仕するこの神社業界でもその波に抗ってはいけません。この変革期に対応できるような柔軟な思考と画期的なアイデァを武器として立ち向かわなければなりません。
なのでこれからの5年間は以前にも増して頑張ろうと思っています。休憩やめです。
このような時期は何もやらないに限るよって考えもあるでしょう。否定はしません。そこにいる者だけにしか分からない考え方があります。でも、僕はこのような変革の時期は大いなるチャンスだと思っています。今まで出来なかったことが出来るようになるチャンスです。
例えばこの業界ではタブーとされていたキャッシュレスの決済も導入する良い機会です。僕はもともと導入賛成派です。反対する理由がありません。
ですが周りの仲間は違いました。そんなのダメという人がいれば誰かがやってから様子を見るなど一歩も二歩もひいた意見が多い。僕は電子マネーで信仰を阻害されることはないと思っています。選択肢の一つを参拝の方々に提供するだけです。嫌な方は電子マネーをしなければ良い。今回は感染症予防対策という大義名分もあります。
もしかしたら授与品の郵送頒布への道も開けていくかもしれない)。オンライン祈祷も当たり前になるかもしれない。時代の流れで神社本庁のガイドラインも変わるかもしれない。なにが常識になるかはコロナに対する僕たちの考え方と行動で変わっていきます。
このようなときは否定することから始めてはいけない。旧来の慣習、慣行、常識を信仰を破壊することなく現状を打ち破るんだ。
松下幸之助は不況に対する心構えを残しています。
【不況克服の心得十カ条】
第一条 「不況またよし」と考える
第二条 原点に返って、志を堅持する
第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
第四条 不退転の覚悟で取り組む
第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
第六条 時には一服して待つ
第七条 人材育成に力を注ぐ
第八条 「責任は我にあり」の自覚を
第九条 打てば響く組織づくりを進める
第十条 日頃からなすべきをなしておく
過去の偉人は様々な困難を乗り越えてきました。そして今を生きる方々も乗り越えようと必死です。ニュースをながめれば様々な企業がこの難局を乗り越えようと様々な努力をされています。こんな時こそ行動しています。
よく言われます。コロナ、神社には関係ないんでしょ?って。そんなことありません。神社にも経営という概念がありますからね。
ここは頑張りどころ。座して待つ。そんなのは嫌だ。座したところに何が生まれるのだろうか?
走るもののなかに力は宿る
信念です。
不況克服の心得十カ条を頭にたたき込みやれることを考えてみよう。そしてやってみよう。
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