世の中は新型コロナウイルス対策で四苦八苦しています。
東京では緊急事態宣言が発出されました。茨城でも守谷市は現時点で感染者が2名(JAとりでの院内感染ですが)出ていますので、守谷市は県内でも厳しい自粛要請を受けています。2月から始まった自粛は二週間どころではなく5月まで続く長期戦に突入しました。飲食業や観光業はいち早く影響を受けましたがそれ以外の製造業や金融などの業種にも拡大しています。内定取りも増えたようです。
さて、5月には新型コロナウイルスは終わるのでしょうか?いや終わるわけありません。世の中の方々はもう気がついていると思います。長期戦になると。2月に入り新型コロナウイルスがニュースを騒がせてきた頃、私は仲良くさせてもらっている私より若い二人の宮司にこう話しました。株価が急落する前の話です。
「不景気くるよ、備えなよ」
とね。
そして現実になりました。ブログでも匂わせていましたが、今年に入りなんか世の中がおかしくなってきたと感じました。もちろん、私の中の雰囲気です。確信なんてありません。そこにコロナのニュースで直感的にこれは不景気来るぞと思いました。
2月から景気の減速を感じていたので準備には入っていました。過去2回、不景気を経験していますからね。
神社に不景気って関係ないでしょ?って思うかもしれませんがとんでもな。経営面から考えればダメージは大きいです。確かに固定資産税の免除はあるかもしれませんが、それ以上の維持費というものが普段から相当かかります。それに人件費だってね。雇用していますのでお給料を払わなければなりません。ですが、祈祷のキャンセルや地鎮祭の減少などすでにコロナ恐慌の影響は出始めています。ヒトとモノから始まった経済活動の停止はカネまで影響が出始めています。そうなればいよいよ世界恐慌に発展しかねません。
信仰の面からすればそして祭礼。これも厳しい。現状ではおそらく全国的に難しいでしょう。リーマンショックの時には祭礼までは失われなかった。然し今回の相手はウイルスです。人の生命がかかっています。人々からハレの日が失われていくわけです。心の閉塞感が大きくなるでしょう。景気は気持ちから大きく動きますからね。そして祭礼も神賑行事が伴えば経済効果が大きいと言われています。それらも失われつつあります。厳しい。
それにこの新型コロナウイルスは二波、三波とおそってくる。オリンピック厳しいと思います。だって来年どうなってるかなんて誰も計算できないもの。
私だって雇用を守らなければなりませんので、2月くらいから様々な経費削減を始めています。雇用調整助成金も調べています。今は「忍」です。それしかありません。自然の摂理の中で人は生かされていると日本人は考えてきました。荒ぶる祟りが鎮まるように祈りましょう。そして最前線で戦っておられる医療関係者に感謝しましょう。
書きたいことがズレてしまいました。本当は在宅勤務の事を書こうと思っていましたから。さて、午後は神職とWEB会議です。ピンチをチャンスにして新しいか考え方、産業を生み出して乗り切りましょう。
では、次は在宅勤務のことでお会いしましょうかね。
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