試行錯誤

ブログのタイトルとこれから

ブログを始めようと思ったのは昨年のお正月が終わってからでした。

この仕事して色々と経験しました、良い事も悪い事も。あの御朱印帳の騒ぎがあって、情報のねじれ方というのを経験しました。特にインターネットの世界は凄いもんだと思いました。世間は刺激が好きなんだなと実感しました。自分が自分でないものに書き換えられる経験はなかなかありません。しかしそれらの行為は事実であろうが無かろうが、時によっては人を傷つけ、最悪の場合には自殺に追い込む危険をはらんでいます。また、発した言葉は事実と違う場合でも一人歩きを始めそれが事実のように語られて仕舞います。個人では裁判などで名誉を回復する労力は計り知れないものがあり、その嵐の中で過ぎ去っていくのをじっと家の中で誰とも会わずにひたすら待つだけならば良いんですが、多くの方は嵐の中で表に出て前に向いてに歩いて行くことになるでしょう。生きているんだから。表に出なければ行けません。私は嵐の中に出かけても構いませんが、家族を外まで見送りさせるのはつらいことでした。家族はつらい思いをしたと思います。しかし、良い経験をしました。全ての経験は糧になります。勉強になりました。

ですが、このくらいでブログを始めようなんて思っていません。

切っ掛けはある方の私達家族に対する事実無根な誹謗中傷でした。私も20年、様々な経験をしておりまして、ちょっとやそっとでは何とも思いませんが、その件に関しては酷いものでした。その事で家族は倒れてしまいました。私も体調を壊してしまいました。業界内で立場的に大きいその方からの曲がった言葉は仲間から迂回して私の所に巡り巡ってきます。今現在でもね。きっと自分が可愛かったのでしょう。切っ掛けになった話の内容も変わっていました。

私は自分の中で男ならば耐えの美学があると思っています。それは今でも変わりません。なので自分で発した言葉には責任を持とうと思っています。それによって起きてしまったことに対してはしっかりと自分の心の大きな部分で受け止めておこうと心がけています。しかし、今回は違いました。全く発していないこと、または、事実をねじ曲げられて私のいないところで伝播されていました。ある出来事があり、私はこの世界の特殊性を考えてその事は相手のためを思って心に仕舞っておこうと思っていました。ですが、相手は違ったようです。正反対で仲間に返されました。心ある仲間はそんなことをする人じゃないことは分かっていますよと私に言います。然し、私を知らない人には事実のように伝わります。しかし、それでもこの業界はしゃーないなと我慢していましたが。家族が体調を崩しました。私も倒れてしまいました。人生初の特殊自動車呼び出しでした。そんなときに心ある方にアドバイスいただきました。我慢するのも良いですが、このままじゃ下村さんが損しますよと。家族の姿を見て私も考えを変えました。これじゃ家族に申し訳が立たないとね。

その件に関する事柄が終わるのを待って本人に連絡を入れました。私は陰口が嫌いなので。そして、世間に対していちいち違うんですよなんて言い訳がましく話すのが好きではありません。物事の本質は分かる人には分かる。そんな感じで生きています。なので、本人に連絡の上でみっちりと本人に事実関係の確認をしました。言い返したのは最初の数分。事実確認したらあとはひたすら言い訳ばかりでした。

「そんなつもりはなかったのよ」

とね。

パワハラかよ(笑)いや、僕は言い返したからパワハラではないのかな?

電話では謝っているそぶりでしたが、現実の世界では何にも言われません。何度会っていてもです。

いやいや、そんなもんなのかよ…。

心込めるやり取りって何だろう?メールや電話でのやり取りは自分の中に非があるときの謝罪ではありえません。

事実は見方によって変わります。なので相手にも言い分があるでしょう。だから反論があるならばご連絡下さいと連絡しました。連絡がないので特にないのでしょう。あの内容で反論できたら大したものです。せいぜい、私のいないところで私の事を言えば良い。自分の為にね。

さて、私はブログを始めるときにタイトルを何にしようかと悩みました。最初は

【scrap&build】

と決めていました。シンゴジラを観たときに出てきた台詞で良いなと思っていました。ですが、いくら個人のブログとはいえ神職のブログでスクラップして立て直すという響きが伝統文化を守る職業にそぐわない気がしました。でも何とか&何とかって響きは良い。考えました。自分の人生を表すような単語を。

その中で試行錯誤という言葉が出てきまして、英語にすると

【trial and error】

…いいかも!

で、書き始めました。ただ、初めにも投稿しましたが、色々思うことがあり投稿しようとしても、自分のバックボーンをを語らない人間が文章を書いても心に響かないだろうと思い、宮司になるまでの話しを書きました。つまらない話しでしたでしょうが。

タイトルが決まればサイトの構築です。次はロゴを作ろうと思いました。

家族を表したこのロゴはサイトに合っていないのでお蔵入りしました。トレースに時間かかったんですがね、

で、自分の二面性を表すのに自分のシルエットを使いました。実際に僕のシルエットなんですよ。私服の姿をトレースしました。最終的に色をつけました。

神職姿には冷静さを表す青を。私服姿には行動を表す赤を。

表しています。

今、妻は大阪で神職の資格を取るためにスクーリングの真っ最中です。体調を崩した私をおもんばかって資格を取りに行ってくれています。有り難いと思う気持ちと申し訳ないなと言う気持ちが混ざり合っています。

このブログ、妻はみていません。怖くてみられないそうです

いや、怖くないって(笑)

みていないのでこう書きましょう、

ありがとう

約束を果たしたいと思います。さて、そろそろ好きなこと書かせてもらいますかね

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