子供がいる風景
今日は守谷小学校5年生、毎年恒例の写生会でした。
神社の将来を見据えたとき、地域の子供達が神社くることは本当に大切なことです。
お宮参り、七五三、夏祭り、そしてこのような授業の中で来てもらうことも。私が神職として奉仕し始めた頃はこのような機会はなかなか恵まれなかったけれど、現在は市内の小学校が町探検や夏祭りの宿題、校外学習などで大勢勉強に来てもらえる様になりました。特に守谷小学校の校歌には八坂神社が歌われているくらい縁があります。
守谷小学校校歌
八坂の銀杏 仰ぎつつ 薬師の丘を 望みつつ
登校の道は 異なるも 古城の門の跡を経て
集うは同じ 守谷校
みんな上手に描いていましたよ。完成したら必ず見に行きますね。
子供の頃の記憶
神社界の問題として懸念されているのが地域の過疎化、核家族による氏子の減少です。人がいなければ神社の維持管理は難しい。宮司不在の兼務神社になればより顕著になります。若者がいない。子供がいない。子供が神社にいる風景。子供の頃に記憶した七五三や山車やお囃子の体験は郷土愛に繋がります。故郷を思う心。それを育てる場所。
神社に子供が来てくれる風景は将来の神社運営には不可欠です。今年の夏もセミを捕まえにきた子供達がいました。そのような子供の姿を見るたびに、この境内で缶蹴りをして遊んでいた自分を思い出します。
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