無事迎えることが出来ました
8月11日を迎えること出来ました。今はどっと疲れが出ています。旅行の後、休みが全くありませんからね。スケジュール上は17日(土)が休みになってますが無理でしょう。大安土曜日なんて休めるわけがありません。思い返すと令和になってから1日しっかり休んだ日なんてありませんね。5月1日の御朱印行列から始まり、鳥居の竣工式、テレビの取材、祇園祭の準備、そして旅行などの準備で日々追われていました。
ですが、自分の中で今までの一区切りが出来て精神的にはホッとしています。やりきれた気がします。なので、前にも書いたように一旦ここで休憩しようと思います。もちろん、神職を辞めるわけではありませんし、宮司職は責任を持って続けて参ります。普段の社務は行います。一旦休憩というのは大きな事業をせず、自分の足元をもう一度見つめ直そうと言うことです。私は自分自身、神職としての能力に疑問を持つことがあります。もう一度、様々な勉強をしたい。研修を受けたい。神職人生後半戦に向けてもう一度足腰を鍛えたいと思っています。自分の崩した体調も整え直さなきゃならない。
神社としてはまだやるべき事は一杯あるんです。課題はまだまだ。ただこれ以上色んなことをしてしまうと宮司と氏子のスピード感が狂い始めてしまうと思うんですね。神職は少し先の風景を見ながら通り道を確認をして地ならしして氏子さんを案内する様にしなければならない。あんまり宮司が先に行ってしまってはね。氏子さんがついてこられなくなってしまいます。
神社は悠久です。私なんかはその悠久の歴史の中ではほんの一瞬の存在です。自分の代だけで何でも出来るわけではありませんので、将来世代を信じて一旦休憩します。自分の代だけではここまでと言うビジョンを持っています。それだけは晩年までに。そのためにもう一度勉強をして参ります。
思い返せば無人だったこの神社が、今は多くの方々にお参りいただくようになりました。本当に有り難いことです。初めて神社に入った時の記憶は今でも忘れません。
今は全てが懐かしい。
さて、とりあえずは10月の伊勢研修。ホームページの作り直し。祇園祭の特設サイトも作りたいし。来年は学校に通おうか?和歌の勉強もしたいし、祝詞の勉強もしたい。
でも、先ずは家族との時間を作ろうか?今まで何もしてやれなかったから。
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