祇園祭

初めての胴上げ

宙を舞う

プロ野球の監督は優勝するとこんな気持ちなのかな?嬉しいだろうな。

ざらい

祇園祭が終わるとこの地域ではざらい(砂洗い、砂払いって書くらしい)と呼ばれる慰労会が各地区で行われる。若者も年配も飲むわけです。今年のお祭りの苦労と喜びを分かち合うわけです。

ざらいは氏子が主体となって行うものなので神職の出番はありません。ですが、お声をかけていただくことがあります。基本的に声をかけていただいたところには全て顔を出しています。今年のお祭りで何があったのか?そんな話しを聞く時間は有意義です。私は神事に忙しく、実際に何があったのかを見ることはほとんどないんですよね。声をかけていただいてそんな話しを聞くのは毎回楽しみだったりします。

お祭りはお酒をともないます。みんな飲みます(笑)なのでお祭り前にはγ-GTPの数値を10(←低すぎ)にして臨みました。体調は万全です(←飲み気満々じゃないよ)。

ある町内の青年会のざらいにお呼ばれしました。いや、とても楽しそうにお酒を飲みます。皆さんが楽しそうな姿を見るだけでもお祭りを続けられる喜びを感じるというものです。お祭りがなければこのような席がないんですからね。守らなきゃ。

で、帰ろうと思い挨拶をした所、会長さんが

胴上げだ!

と言うわけです。会場にいるひとひとひとが私の周りに群がりあっという間に宙を舞っていました。何度、天井が近づいていたんだろう?何度も舞った気がします。なんだかかけ声が掛かっていたように思いましたがもう何が何だか分かりません。ただ、人生でこんな瞬間があるんだなと思いました。嬉しいというか仕合わせというか。

あれから20年。紆余曲折、色んなことがありましたがこの仕事を続けていて良かったなと思いました。お前なんていなくなれと言われてから胴上げしてもらうまでになったんだから。こんなに仕合わせなことはない。

これからも頑張れます。また来年一緒に楽しみましょう。

胴上げしてくれた皆さん、ありがとう。

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