あれから10年
実は今日で八坂神社の宮司に就任してちょうど10年になりました。
神職になったのは25歳の秋でした。宮司に就任したのは34歳の6月8日。そして今日は44歳の6月8日。そして、45歳になります。時間が過ぎていくのはあっという間ですね。宮司になる前から自分が将来どのような事が出来るだろうかと考えていました。それに向かってどうやったら進めるだろうかと自分の実力や人脈や氏子さんとの共通の理解など様々な要素を常に考えながら何歳までに何が出来るだろうかと考えてきたつもりです。祇園祭の守谷市無形民俗文化財の指定などもそうですね。過去の仕事の中で一番の良い思い出です。きっと最後の時を迎えるときが来たときも思い出すと思います。歩行者天国も延伸することが出来ました。境内も大分整備されたと思います。東日本大震災が発生したときも様々な方々のご支援で乗り越えることが出来ました。神輿の修理は想定外でしたが皆さんのご支援で出来ました。それにともなって祇園祭がより盛大に行われるようになりました。お祭りが盛大になっていくのは宮司冥利に尽きます。本当に有り難いことです。
10years after
10年後、ここまでくるのに宮司職を拝命し辞めることなく奉職できたのは偏に氏子の皆さんのご理解とご支援です。有り難う御座います。これからどうするか?これも決めています。先ず5年先を見据えています。50歳まで何をするか?以前もちょっと書きましたが今年の8月10日で一旦これまでの自分をストップさせたいと思っています。一度立ち止まって、止まったからこそ見える風景もあるだろうと思っています。これまでひたすら走り続けてしまったと思います。もう一度地に足をつけて神職人生の後半戦に備えたいと思います。それについてはまた改めて更新したいと思います。
今日はささやかですが家族と無事にお勤めできたことを感謝してお祝いをいたしました。
この仕事にはプライベートはほとんどありません。家族の理解がなければ出来ない仕事です。あらためて家族にも感謝です。
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