作業見学ツアー
夏に神輿が宮本卯之助商店の作業場へと向かってから気が気でならない。私自身も人生に一度あるかないかの神輿修理だったので是非ともその作業を見届けたいと思っていた。氏子の皆さんにも見学してもらいたい。私は宮本卯之助商店にお願いして作業場の見学会をお願いした。宮本さんには快く引き受けてもらい、早速日程調整に入った。解体見学と組み立ての見学。二回行こう。
解体見学
氏子を大勢引き連れての見学だと私自身がなかなか見学できないし聞きたいことも聞く時間が無いと困るので先ずは私が個人的に行って作業内容を確認し見学ツアーの内容を確認した。宮本さんだって企業秘密もあるでしょうから。
私が見学に行く頃には神輿はバラされて漆塗りや金箔を剥がす作業になっていた。…………当たり前だけど神輿はバラバラだ。営業と詳しい作業工程や見学会の当日の流れを確認して後日氏子さんと解体見学ツアーへ。
平成28年10月。氏子と解体見学ツアーに向かう。大勢での見学会になった。多くの方々に興味を持って頂いて有り難い。
先日、私が見学した神輿の彫刻に塗られた金箔はすっかり剥がされていて元の木目が現れていた。
営業と職人から詳しい説明を受ける。こんな専門的な説明を受けることはなかなか経験することが出来ないので一生の思い出ですね。氏子さんも熱心に聞いていました。親方の説明も細部まで行き渡っていて良かったです。
そして記念撮影。
組み立て作業見学ツアー
そして平成29年6月。お祭りまで1か月のところで再び見学ツアーを組んだ。今度は二回。役員向けの見学会と青年会向けの見学会。特に青年会のみんなにはよく見てもらいたかった。将来世代に記憶を紡いでもらうために。
先ずは役員向けの見学会。
先ずはあの金箔を剥がした彫刻。この美しさを見てほしい。
そして神輿の鳥居。新品同様。宮本卯之助商店の技術の高さに満足。
そして今回も記念撮影。
続いて直会の席は浅草にあるジンギスカン霧島。そうあの大関霧島のお店。ここでサプライズが……それは後で。
今度は青年会の見学会。
前回から日数が重なり作業は益々進んでいた。
もう組み立てるだけ迄になっているようでした。青年会の皆さんも喜んでくれたと思う。こんな時間を共有することが将来神社を運営する上での財産になると思うんだ。
そして記念撮影。
直会も賑やかだったな。あ、この見学会の2日後だね。御朱印のツイートは。だからこの時期は神輿の修理とマスコミの取材とでてんてこ舞いだったね。
見学会を重ねて
宮本卯之助商店さんの話だと神輿修復でこの人数での見学会はレコード記録だそうです。それだけ私の神社の氏子さんはこの事業に興味を持って下さり、また祭の愛着も深いんだなと再確認させてもらいました。今年のお祭りは盛り上がるって直感的に感じましたよ。
宮本卯之助商店さんの説明も本当に良かった。大勢の見学会で親方が張り切っていたそうです。受け入れ側は大変だったと思いますがみんな満足でしたよ。
ありがとう。
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