鎮守の森を復活させる復興事業
平成25年5月。私は城県亘理郡の川口神社へと向かいました。震災後、沿岸部の地域では津波の被害により鎮守の森が失われたというので鎮守の森復活プロジェクトが以下の団体により行われていました。
主催:川口神社
共催:日本財団
事業運営:一般財団法人日本文化興隆財団
後援:神社本庁・宮城県神社庁
監修:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)・NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
「みんなの鎮守の森植樹祭」-川口神社-
私も参加したく、茨城の神職と共に亘理へ向かいました。新聞の記事にもなっていました。赤ジャージは私です。
多くの神職は当日入りでしたが、私は先輩神職と2人で前日入りです。現地でお金を使うことも復興の手助けだよなんて良いながら前日の仙台の町でしっかり美味しい物を頂いて参りました。先輩神職がホテルの受付嬢に美味しいお店教えて下さいと聞く。そして教えてもらったお店がこちらで…
とにかく刺身が大きくて…やっぱりガイド本よりも地元の方に聞くのが一番だな。
2000本の苗木を植樹
植樹の前に神社をお参りしましました。
宮城県亘理町に鎮座する川口神社の神輿です。津波で流された神輿です。震災復興支援に伺った時に修復されたお神輿がお披露目されていました。震災後、困難な状況でも被災地の方々は祭りを行いました。震災発生時、世界は略奪や暴動を起こさない日本人に心からの敬意を表しました。食べ物を分かち合い助け合いながら共同体を保とうとする日本人を『一体』と言う言葉を使い報道しました。それらは神道などの影響で日本人は個と同時に地域社会を考慮すると言及していました(ABCニュース)。私たちにとって当たり前の行動も、祖先から受け継いできた大切な財産であることを気づかされました。
そして、植樹です。
子供達の手で植えられていきます。
赤ジャージは私です。
大勢で2000本の苗木が植えられました。その後はどうなったんだろう?無事に育ってくれてたら嬉しいんだけどな。いつかまた行ってみたいな。被災地に鎮守の森が蘇りますように。
で帰りは…
牛タン頂きました!
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