熊野三山参拝のルート
熊野三山は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社とあります。これらの神社にはお参りする順番がありまして
熊野本宮大社→熊野速玉大社→熊野那智大社
と参拝するのが正式なルートのようです。神職たるものそのルートで参らねばということで行ってまりました。
熊野本宮大社
先ずは熊野本宮大社。一番最初に気になったのはやっぱりジョジョ風の和のお守り。

そして八咫烏。

熊野本宮に祀られている神様、実はスサノオノミコトなんですね。当社と同じ祭神が祀られています。お参りに行けば分かりますが本宮は川のすぐ側に祀られていて何度も水害に見舞われています。すぐ近くに大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる場所があります。熊野本宮本社1889年までは熊野川の中洲に鎮座していました。大斎原はそのような由緒から今でも多くの崇敬者が参拝しています。この鳥居大きいでしょう!

お昼時だったので茶房珍重庵本宮店さんで名物のめはり寿司を頂いて参りました。めはり寿司は高菜の漬物で包んだ握り飯のことで熊野地方のソウルフードです。

熊野速玉大社
熊野速玉大社。こちらは本宮と違い朱塗りの社殿で造られています。熊野三社のなかで唯一街中に鎮座しているなと感じました。なぎの木があります。その葉は堅く裂くことが出来ないので縁が切れないと言われています。

熊野那智大社
熊野速玉大社は熊野古道を歩きながらお参りに行きました。
初心者に向いていると言われている
大門坂(だいもんざか)~熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)・那智(なち)の滝ルート
から熊野那智大社へ向かいました。

約2.7kmの行程を登っていきましたが、いやいや初心者向けとは行っても結構な疲労度でしたよ。でも、いつかその他のルートも覚悟を決めて巡ってみたいですね。で、登ってみればこんなに素晴らしい景色。

鳥居をくぐり……


お参りを済ませた後には…
飛瀧神社をお参りして那智の瀧を拝みます。高さ133mからの流水はド迫力です。見学後は最終のバスで大門坂バス停まで降りてきました。危ない危ない……

初めての熊野巡り。もっと時間をかけてゆっくりとお参りしたかったですね。時間に追われるがまま、お参りだけして熊野巡りは終わりました。もっと地域の風土などを味わいたかった。ちょっと後悔が残る熊野詣ででした。
また行こう!
熊野三山の御朱印はこちらから
神倉神社で身の危険を感じた。頼朝公、なぜこんな危ない石段を奉納した(笑)