本格的に神社の活動を始めなければ
夏が過ぎて秋がやってくる。
夏にあったことは気持の中で消化し、この頃の私は神職でやっていくための活動を本格化していた。座して待っていても仕方がないからだ。収入がまだ無い。このままじゃ暮らしていけない。早いとこ仕事として成り立たせないと限界が来てしまう。たまにある祈祷の収入は全て神具や装束、宣伝費などに全て消えて行く。未来への投資だから仕方が無い。
先ずは七五三だ。無人の神社が有人になって活動をしている。それを知ってもらうには容易ではない。100年無人だった神社の認識をひっくり返すのは大変だ。
とにかく、活動をしていることを知ってもらうためには広報活動をしなければならない。少ない予算の中で何を優先にするかと言えば先ずは境内内に看板を設置すること。七五三を迎える前に先ずはそこから始めよう。
で、最初の看板を設置しました。
一番最初に立てた看板です。伊勢を巡っていたときに見つけた小さな神社の看板を参考にさせていただきました。もう15年経っています。
さて、千歳飴を用意…したくてもどれだけ用意すれば良いのか分からないので、不二家の千歳飴を用意して袋だけ購入する。
そして、初めての七五三でお参りいただいた子供の数は……
6人!
です。
あぶないあぶない、たくさん飴用意しないで良かった…でも0人から6人になったんだ。見つけてくれた人がいるだけでも有り難い。毎年、コツコツと頑張ろう。
あれから15年後…
そして15年が過ぎた。今日の七五三の風景はこんな感じです。
多くの方々にお参りいただくようになりました。
見つけてくれてありがとう。
この記事へのコメントはありません。