昨年の祇園祭から当社でも神輿の宮入りをするようにしました。
宮入りなんて当たり前じゃないの?って思うかも知れませんが、当社は境内に入る前に神輿を解体して宮入りしていました。神輿のサイズと鳥居の幅が合わないんです。後は人が多すぎるのと階段に手摺りがあるなど諸々ありまして叶わなかった。
以前、鳥越神社のお祭りを見学に行ったときに宮入りを見ることが出来ました。神輿が鳥居にスーッと吸い込まれていく姿は美しかったなぁ…
八坂神社でもなんとか宮入りできないかと言う話は昔からありまして、鳥居を修繕すると言うことで撤去した訳なんですね。ならば宮入りしようと言うことになって、安全面を確保するのに参道も広げて手摺りも取り外し式に直して準備しました。氏子さんの情熱ですよね。
打合せに打合せを重ねて当日を迎えました。何でも始めてやるって大変なんですよ。
で、こうなって
迫力もあり
境内ではもんで
良かったです。すごく良かったですよ。
真っ暗の中で何をしているかは言えませんがこんな感じでスッとして
お還りになるわけです。不作法かも知れませんがうちの神社ではこれが精一杯です。
八坂神社の宮入りは迫力があると思います。新しい見どころになると思いますよ。職務上、入る姿を見ることが出来ませんのでどなたか写真や動画を頂けると嬉しいです。
八坂神社の祇園祭は今でも伝統を守りながら進化し続けています。
この記事へのコメントはありません。