時間があれば各地の神社を巡っています。見て感じたものでないとなかなか人には伝えられないからです。勉強にもなりますしね。地域の信仰を感じ、授与品などを受け、設備を見学し、それが自分の神社にも有意義なものになればと思って巡っています。御朱印をいただくのも楽しみの一つですね。全てが八坂神社に繋がっています。
今年の1月に大阪に出張予定があり、ずっと行きたかった難波の八阪神社にお参りに行くことが出来ました。
理由は単純、獅子頭を見たかった八阪神社の阪の字がずっと気になっていたからです。
坂が阪。
単純だけど聞いてみたい。大坂が大阪になったのと関連性はあるんだろうとは思っていたけれど、現地の神職さんに聞いてみたかったのです。坂が阪になった理由は知っていました。坂を分解すると土に反える(かえる)と言うので縁起が悪いと言うものです。さて、それと関連性があるのかなと。
社務所に伺い御朱印をお願いして神職さんに質問しました。
「八阪神社さんの阪の字は、大坂が阪の字になった事に関連しているんですか?」
「そうですよ。大坂が大阪になっているので縁起を担いで八阪神社になりました」
スッキリしました。こんな積み重ねですけれど、こう言う話が氏子さんと飲んでいる時や講話をしている時の話の引き出しのなるんですよ。百聞は一見にしかずではありませんが、やはり神社は行ってみて初めて気がつくことも多いので先ずは行ってみる事ですね。大阪で気がついたのは、建物が白っぽい神社が多い事でした。これは何でだろう。
坐摩神社もそうでした。何か理由があるんですかね。また、聞いてみましょう。雑学ですけど、神社周辺は渡辺姓の発祥の地らしいですよ。
神社巡りは建物や御利益だけでなく地域の風土や由来などを調べながらお参りするともっと楽しくなりますよ。さて、八阪神社神社さんでは御朱印もいただき満足で帰りました。
何で急に大阪の話になったのかって?今、大阪にいるんですよ。仕事でね…
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